インフルエンザの流行が下火になってきたかと、思ったら・・・
小児科では、感染性胃腸炎が流行りだしました。
保育園や幼稚園、小学校でうつっちゃうのでしょうね。

待合室で、ぐったり。
吐いたり、下痢したり、食事が摂れず、水分も飲めなかったりして。

現在、流行っているのは、ウイルス性胃腸炎でよく知られている、ロタウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスです。
ほとんどの場合は嘔吐から始まり、その後、下痢が始まります。

ロタウイルスは、症状がもっとも強くて、便が白っぽくなり、下痢も長びきます。
数時間から約一日程度で吐くのは治まってくるので、吐き気止めの座薬などを使用して、嘔吐が止まるのを待ちます。
この間は、飲んでも吐いてしまうので、絶食します。

吐き気が止まり、飲めそうになったら、アクアライトOS-1、ポカリスエットOS-1などイオン飲料をスプーン1杯から始めます。
お茶には糖分がないので、経口補水液がgoodです。

これで、嘔吐がなければ、だいじょうぶ!
脱水症を防ぐことができます。

しかし、吐き続けたり、下痢がひどく、殆ど水分も取れない場合には、点滴をします。
ほとんどの場合、200~500ccほどの点滴で良くなりますが、ひどい場合は入院が必要。

嘔吐と下痢の頻度が、脱水症の重症度。
脱水になると、子どもは、顔色が青白くなり、まばたきのスピードが遅くなります。
唇が乾燥し、オシッコが出なくなります。

OS-1は、脱水を予防するために開発されたもので、飲む点滴です。
かなり塩分の濃度が高く、元気なときにはとても飲めたものではありませんが、脱水気味の時には、美味しく感じて飲めるようです。 
( ちなみに、飲み会などのお酒の席のあと、ペーチンはOS-1を1本飲んで寝ます。翌日が嘘のようにラクに過ごせるの。 )


OS


少し大きな児の場合は、同様のウイルスに感染しても、だいたい5~12時間くらいまでの嘔吐だけで終わることが多く、あまり下痢をしません。
年長児の場合、ロタウイルスではなくて、 ノロウイルスが原因のことが多く、次の日にはだいたい元気になります。

嘔吐下痢で、ウイルスを排出しながら、少しずつでも頑張って、経口補水液を飲もうね。