小さな子が高熱を出した時、ケイレンを起こすことがあります。

小児科の待合室でも、診察の順番を待っている間に、ケイレンを起こす子がいます。
1ヶ月にひとり位の頻度です。

まず、処置室ベッドへ移動。
口内・鼻腔から吸引。
ケイレン止めのダイアップ座薬を挿肛。
酸素マスクをしながら、ドクターが、静脈確保。輸液スタート。
ケイレンがおさまらないようなら、セルシンを静脈注射します。

大抵の場合、ここで落ち着きます。

病院に来院されている時なら、いいけれど。
おうちで、ケイレンを起こしてしまった時、とても慌てますよね。

初めて、ケイレン発作を見た時は、 ナースの私でもショッキングです。
だって、体を固くして、手足をガタガタ、白目を剥いて、意識はないんですもの。

まず、慌てないで!
ケイレンで死ぬことはありません。
舌を噛むこともありません。
口の中に、何かを挟まないでね。

唾液で窒息しないように、顔を横に向けます。
もし、吐いているようなら、嘔吐物をぬぐってあげます。
衣服をゆるめて。
何分くらいケイレンが続いたか、測っておきます(受診の時に教えてね)。
 
高熱でケイレンを起こすので、熱を下げることが肝心です。
身体を冷やします。

熱性ケイレンを起こしやすい子は、あらかじめ小児科で、座薬を貰っておけば安心です。

5歳までの乳幼児のうち、熱性けいれんを起こすのは、10人にひとりの割合。
結構なお子さんが経験者。
未熟な脳が、高熱で間違った電気信号を送ってしまうのが原因です。
大きくなれば、起こさなくなります。

殆どの場合、5分以内でおさまるから、だいじょうぶ。
あとは、スヤスヤと眠ったような状態になり、後遺症が残ることもなし。 

ケイレン発作の最中に、何かをしたから、発作がおさまるということはないので、パパやママは、落ち着いて、子どもがケイレン中に窒息しないように気を配って、よく観察し、ドクターに発作の様子を伝えれば、完璧です。
でも、慣れるまで、ビックリしますよね〜〜〜!  
 
ダイアップ
 
 
※ ケイレンが10分以上続く時、意識が回復しないときは、救急車を呼んでね。