土曜日の午後、“ 八重山地区スポーツ少年団柔道昇級審査 " が行われました。
キューピーは昇級審査を受けないと言うので、留守番しようと思っていたのに、ヘイさんが、どうしても見に来てほしいと怒るので、私も見学へ。

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試験の内容は。
道着の着こなしや帯を整える所作、立ち居振る舞い全般。
受け身(後ろ受け身、横受け身、前受け身)。
投げ技(引き手や足払い)。
固技(袈裟固め、横四方)。
乱取り(取・受を決めて足技、連続技)。

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一年生の白帯の子供たちは、とにかく、可愛い。
右足から!と言われても、右と左がわからない(笑)。

中学生の審査は、見ごたえがあります。
やはり、中学まで続けてきた、残ってきた子どもたちです。
一つ一つの所作、立ち居振る舞いが、かっこいい。
柔道って、礼儀作法も学べるのがいいよねぇ。
清々しく、爽やかです。

小学生の少年柔道。
初心者は白、5級は黄色、4級はオレンジ、3級は緑、2級は紫、1級は茶色の帯へと、
段位により昇格していきます。

中学生になり、成年の部になると、白帯に戻って、黒帯を目指します。
帯は洗わないので汚れが付いて、黒くなっていくから、黒帯が強い印なんですって!

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ヘイさんも、無事にオレンジ帯になりました。
実は、帯の色は、あんまり関係なくて。
白帯だって、強い子はいる。
帯の色が変わるのは、1年間、続けてきたご褒美のようなものです。
でも、子供にとっては、誇らしいし励みになるね。

試合に負けて、悔しいと思う気持ちがあれば、成長するし。
そこでやめてしまったら、そこで、終わり。
キューピーも、またやりたくなったら、また行けばいい。

どこまでいけるのか、楽しみですね。
受身を体で覚えれば、それでいい。
継続は、力なりです。


【 負ける練習 】

  柔道の基本は受身

  受身とは投げ飛ばされる練習 
  人の前で叩きつけられる練習 
  人の前で転ぶ練習
  人の前で負ける練習です

  つまり 人の前で失敗したり 
  恥を晒す練習です 

  自分のカッコの悪さを多くの人の前で
  ぶざまにさらけ出す練習
  それが受身です

  柔道の基本では
  カッコよく勝つことを教えない
  素直に転ぶことを教える
  潔く負けることを教える

  長い人生には
  カッコよく勝つことよりも
  無様に負けたり
  だらしなく恥をさらすことのほうが 
  はるかに多いからです

  だから 柔道では はじめに
  負け方を教える
  しかも 本腰を入れて 
  負けることを教える

  その代わり
  ころんでもすぐ起き上がる 
  負けてもすぐ立ち直る

  それが 受身の極意
  極意は 身につけば達人だ

  若者よ 失敗を気にするな
  負ける時には さらりと負けるがいい
  口惜しい時には こんちくしょう!!
  と 正直に叫ぶがいい

  弁解なんか一切するな
  泣きたい時には 思いきり泣くがいい
  やせ我慢など することはない
  その代わり スカッーと泣いて 
  ケロリと止めるんだ

  早くから勝つことを覚えるな
  負けることを うんと学べ  
  恥をさらすことにうまくなれ

  そして下積みや下働きの苦しみを 
  たっぷり体験することだ
  体験したものは身につく
  身についたもの それはほんものだ

  若者よ 頭と体の柔らかいうちに 
  受身をうんと習っておけ
  受身さえ身につけておけば 
  何回失敗しても 
  すぐに立ち直ることができるから

  そして 負け方や受身の 
  ほんとうに身についた人間が
  世の中の悲しみや苦しみに耐えて     
  ひと(他人)の胸の痛みを
  心の底から理解できる 
  やさしい暖かい人間になれるんです

  そう言う悲しみに耐えた 
  暖かいこころの人間のことを
  観音さま 仏さまと 呼ぶんです 

    「本気」 相田みつを 著