やあやあ、ペーチンです。
看護師歴10年を超えても、人に針を刺す行為は、緊張します。

3ヶ月前に、全身麻酔の手術を受けて、術前に自分のルートを取られた時も、見ないようにしてました。
18G(ゲージ)は太い針だから、刺される時、痛いのよ〜!
造影MRIを撮るためと、手術に臨む為に2回、ルートを取られたのですが、針の痕が今でもまだ、残っています。
40代になると、皮膚の新陳代謝も遅いからね・・・とほほ。

注射や採血の針って。
よく使うのは、18〜24Gのサイズなのです。
数字が大きくなるほど、針は細くなるのよ。

例えば、16Gは、1.6mm (針穴)
18Gは、1.2mm
21Gは、0.8mm
24Gは、0.55mm
輸血や手術前は、大抵 18〜20G を入れるの。
ちなみに、ナースがよくとる採血や静脈注射・点滴などは、21〜23Gが多いです。
あんまり、細い針で採血しようとすると、血液が凝固しちゃうから、ある程度太い針で、手早く取らなきゃだめ。

ペーチンは、翼状針が好きよ。
羽根の部分がしっかり掴めるし、固定する時も簡単だし。
一回きりで終わるような外来での点滴だったら、翼状針でもいいのです。

長い間(入院)使う時には、しっかりと留置針ね。
針の周りに、プラスチックのストローが被さっていて、血管の中に入ったら、固い針は抜いて柔らかいプラスチック部分だけ血管内に入れておきます。

さて。
看護師さんにより、うまい下手がある、針を刺す手技。
これは、経験しかない。

自分の手の甲や、内側をご覧になって。
青く見えているのが、静脈よ。
もっと深い場所にある、どっくんドックンする血管は、動脈だから、まず、ナースは刺しません。

あなたの手の甲の血管に触れてみて。
柔らかくて、プクプクしてる?
固いやつは、血管の中が動脈硬化してて、針を刺しても血が通ってないこともあります。

ナース目線で。
駆血帯(くけったい)と言って、ビヨーンとしたゴムで腕の上側を縛り、血を止めると、腕の内側の血管が浮き出てくる。
弾力のある、よく触れる血管を、よーく探すの。
最高の血管を探すのよ!
ササッと消毒。

患者さんに、明るい笑顔で
「ちょっと痛いですよ。」と声かけ。
肌を少しひっぱりながら、サクっと刺す。
プツッと手応え。
痛い思いは最小限に。
イイね!!

実は、だいたい、下手なナースは、挙動不審です。
患者さんに「 血管細いですね〜。」とか言ったり、ペチペチ叩いたりしてはダメ。
見えにくい方には、「 いつもどこから取ってますか? 」と尋ねる人が正解。
患者さん本人の方が、自分の体をよく知っています。

寝たきりの患者さんは、血管が細くて、足から採血したりルートを確保したりすることも。
先輩になったペーチンは、後輩が失敗した後に、変わってあげたりします。

ですが・・・やっぱり、人と人との相性ってあるの。
元気な若いお兄さん、筋骨隆々とした方は、ペーチン苦手なんです。
血管の壁が固くて、中に刺さらない。
あと、小児科の採血は、経験不足です。

患者さんになると。
心が相当に強い人じゃないと、失敗した看護師さんに、「 他の人に変わってください 」と言いづらいと思うけれど、
あんまり痛かったり、中で針をグリグリ動かされたら、「 ちょっと休ませてください・・・」って声を出してみて。
十中八九、次はベテランさんに変わってくれますから。

近い将来。
痛くない注射、痛くない採血針が、発明されますように!!!
すべての人の願いです。


【 補足 】
ナースって、プライベートでも、" あ。この人看護師さんかな。"ってわかる時がありませんか?
それは、雰囲気なの?
目つきなの?
不思議ですけど。

ナースは何気なく、人の手や腕を見て、あ〜この人の血管、刺しやすそうで上等さぁ♪♪♪ って思っちゃいます。